山で採れた きのこが手に入ったら
ここ信州で暮らしていると、10月頃になるとご近所からのおすそ分けで、きのこ狩りで採ってきた山のきのこをいただくことがあります。山で採れた天然のきのこは、スーパー等で売っている栽培されたきのことは、扱い方が異なりますし、味も全く別物です!
山の天然のきのこは、何とも言えない山の味がして、たまらなく美味しいです。(≧▽≦)!!
ですが、初めて山のきのこを扱う方は、どう調理したらいいのか困ってしまうと思います。
ここでは、私ちいこが山のきのこが手に入った時に必ず作る「きのこ汁」の作り方をご紹介します。
天然きのこは、早めに調理しましょう
天然のきのこは、シトーっとした感じで湿っています。その湿ったきのこから漂ってくる山の匂いが本当にたまらないです。
ですが、この湿り気があることで、天然のきのこは傷むのが早いので、手に入ったら、なるべく早く調理しましょう。
材料
✔ 天然のきのこ
(ジコボウ、クリタケなど)
✔ 栽培きのこ(たっぷり作りたいのでかさ増し)
(しいたけ、マイタケ、しめじ、なめこなど)
✔ なす(長ナスでも丸ナスでもOK)
✔ 豆腐(絹でも木綿でも)
✔ ビミサン(なければ、濃縮タイプのめんつゆ)
作り方
①天然きのこを水でさっと洗う。(栽培きのこは洗わなくていい。)
②大きめのボウルに水と塩(多め)を入れ、①を入れて15分から20分ほど置く。(中に入っている虫を追い出すため。)
③きのこを一口大に切る。(ヘタもおいしく食べられます)
④鍋に水と③を入れ、火にかける。
⑤ナスを乱切りにする。
⑥豆腐を切る。
⑦きのこが煮えてきたら(ぬめりがあるので、沸騰するとあふれやすいので注意!)、ナスを投入。
⑧ナスがやわらかくなってきたら、ビミサン(または濃縮タイプのめんつゆ)を入れる。(量は、味を見ながら調節してください。)
⑨豆腐を投入。
⑩5分ほど煮込んで火を止める。
⑪しばらく放置すると、具材に味が浸み込みおいしくなる。
きのこと ナスと 豆腐のコラボレーションが最高なのです
このきのこ汁は、きのことナスと豆腐のそれぞれのおいしさを、それぞれが引き出しあって、それぞれが最大限においしくなる素晴らしい組み合わせだと思うのです。
ナスが普段のナスの数十倍おいしいいし、豆腐も普段の豆腐の数十倍おいしい・・・気がします。
味付けは、ビミサンで決まり!!
信州の台所には、だいたい常備しているであろう「テンヨのビミサン」。
我が家も愛用しています。
煮物類はなんでもかんでもビミサンです。
天つゆも、そばつゆもビミサンです。
味噌汁の味噌が足りない時も、ビミサン足します。
5倍濃縮なので、そのままお醤油代わりにも使えます。
というか、幼いころからずーっとビミサンで育ってきました。
ビミサンのない暮らしなんて、考えられません。
・・・はい。ビミサン愛が止まりません。
天然のきのこは、直売所などで手に入る!
新米や新そば、栗、サツマイモ、カボチャ、シャインマスカット、リンゴに柿、そして松茸も、、、信州の秋は、おいしいものがたくさんあって忙しいです。
でも、やっぱり季節の味は、その時にしか味わえないので、買ってでも味わいたい!ですよね。
山で採れた天然のきのこは普通にスーパーに並んでいる栽培されたきのこと値段を比べたら、とんでもなく高いですけどね。
3倍~5倍くらい高いです( ゚Д゚)
10月、11月は、直売所や道の駅などに並んでいます。
そして、そんな遠くまで行かなくとも、ネットでも手に入りますね(*´з`)
コメント