ちいこ
北信弁のページへようこそ!
長野県の方言(主に北信弁)のプロフェッショナルである、私の父と母(じやんとばやん)が楽しく北信弁の使い方をご紹介します!
「らっちもねー」の意味
- くだらない
- 取るに足りない
- つまらない
- たいして重大ではない
- あまり必要のない
「らっちもねー」の使い方
- らっちもねー話だな。 → くだらない話だな。
- らっちもねーことしてる。 → くだらないことしてる。
- そんな、らっちもねーことで落ち込むなや。 → そんな、大したことないことで落ち込むなよ。
「らっちもねー」の例文
例文 その1
ばやん
じやんじやん、通販で買っちゃった!
これ、「不安定チェア」せうの。
座るだけで、足腰鍛えられるんだって。
じいさんじいさん、通販で買っちゃった!
これ、「不安定チェア」っていうの。
座るだけで、足腰鍛えられるんだって。
じやん
また、らっちもねーもん買ったんかぇ。
また、くだらねーもの買ったんかい。
例文 その2
じやん
お!
また、らっちもねーチラシがでかく届いてるなぁ。
お!
また、必要のないチラシがたくさん届いているなぁ。
「らっちょもねー」という人もいる
今でも、割と頻繁に使われている信州の方言の「らっちもねー」ですが、「らっちょもねー」という人も多くいます。もともと「らちもない」が変形して「らっちもねー」になったと思われるので、さらに変形して「らっちょもねー」になったのでしょう。
「らっちもねー」に似ている「よーでもねー」
「らっちもねー」とイコールのようで、イコールではない「よーでもねー」という方言があります。「そんな、らっちもねーことするな!」と「そんな、よーでもねーことするな!」は、同じ場面で使っても何も違和感なく通じる言葉ですが、ちょっとだけ意味が違います。
「らっちもねーことするな!」は、「つまらないことをするな!」という意味になりますが、「よーでもねーことするな!」は、「余計なことをするな!」という意味になります。
「らっちもねーこと」よりも、「よーでもねーこと」の方が、迷惑な感じになります。
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