ジャガイモを育てる!

my庭

フライドポテトに、ポテトサラダ、コロッケ、肉じゃが、ジャーマンポテト、カレー、、。食卓で大活躍のジャガイモ。植えておけば、ひとつの種芋から5〜6個(小さいのも入れれば10個くらい)収穫出来ます。

種芋の植え付け時期

長野市に住むちいこは、毎年4月の頭くらいにジャガイモの植え付けを行います。
寒がりのちいこは、暖かくなってから庭いじりを開始するので、どうしても4月になってしまうんですが、近所の畑を見ると、皆さん早くから活動を開始しています。
今年は、3月28日の一粒万倍日に植え付けを完了しました!

✔ 植え付け時期は、3月の下旬から4月上旬がベスト。

まずは、土づくり

ジャガイモや、春野菜の種を植え付ける2週間前に、畑の準備をしておきます。
その様子はこちらを見てください。
土づくりが完了したら、くわうねを作ります。種芋を植え付ける場所の土を高く盛り、水捌けを良くするために行います。

種芋を用意しよう

種芋は、ホームセンターなどで購入します。スーパーで売っている食用のジャガイモは、芽が出ないように手が加えてあるので、栽培には適しません。
毎年ジャガイモを収穫している方は、食べきれず残ったジャガイモを種芋として利用する方もいらっしゃいます。
我が家も、実家で余ったジャガイモ(芽がニョキニョキ出ていて、しなびてる)を植え付ける時もありますが、結構たくさん収穫できます(^^)v
今年は、ホームセンターで買ってきました。
男爵と、メークイン。

✔ 種芋はホームセンターで手に入る
✔ スーパーなどで売っている食用ジャガイモは、種芋とは違う!
✔ 去年収穫した自家製ジャガイモの余りも使ってしまおう!(病気の心配があるらしいが・・・)

大きい種芋は、切る。そして干す。

大きめの種芋は、縦に半分に切って、風通しのよいところで2~3日干します。表面が濡れた状態だと、腐食してしまう場合があるためらしい。腐食を防ぐために、切り口につける「草木灰」という粉状のものも売っていますが、コストもかかるし、手間もかかるので、私ちいこは使ったことがありません。
さらに言うと、ちいこの場合2~3日も干しません。天日に半日ほど干して、表面を短時間で乾燥させ、植え付けていますが毎年問題なく育ちます。

✔ 大きい種芋は半分にきり、半日ほど干して乾かします。(本当は、2~3日が望ましい)

さあ、植え付けよう。

畝の上に、30㎝くらい間隔を開けて、種芋を配置していきます。土をほじくって、種芋を入れ、種芋の上に5㎝くらいの土がかぶるように、植えていきます。
植え終わったら、水やりをします。その後は何日も晴れの日が続いて畑が干からびている状態のときは、水やりをしてもよいですが、ジャガイモは水やりをしなくても発芽しますので、水をあげすぎないようにします。
3週間ほどで芽が出てきます♪

✔ 畝の上に30㎝間隔で種芋を並べ、土を掘って中に植え、5㎝くらい土をかぶせる。
✔ 半分に切った種芋は、切り口を下にして植える。
✔ 植え終わったら、たっぷり水やり。その後は毎日やらなくて大丈夫!
✔ 晴れ間が続き、土が干からびた状態のときは、水やりをします。

ジャガイモの 芽かき をしよう

種芋の植え付けから約1ヶ月。ジャガイモの苗がすくすくと育っております。
今日は、「芽かき」をします。

芽かき とは

一つの種芋からたくさんの芽が出てくるので、これを何本か抜いて減らします。これを「芽かき」といいます。
芽かきをしないと、小さなジャガイモがたくさんなってしまいます。
芽かきをして芽の数を減らすことにより、ジャガイモの数は減りますが、大きなジャガイモを収穫することが出来ます。

✔ 芽かきは、大きなジャガイモをならせるために必要な作業。
✔ 芽かきをやらないと、小さなジャガイモがたくさんなってしまう。

芽かき のやり方

芽かきをする時は、種芋が浮き上がってこないように、片方の手で地面を押さえながら、優しく抜きます。
だいたい、5~7本くらいの芽が出ていましたので、優しく引っこ抜いて、3本に減らしました。

✔ 種芋が浮き上がらないように、片手で押さえながら引き抜きます。

芽かき のあとには 「根よせ」をしよう

ジャガイモの青い部分には毒性があるので、食べてはいけません。
ということですので、青い部分を作らないように、「根よせ」を行います。

根よせとは

ジャガイモは、日光に当たると青くなってしまいます。それを防ぐために根元に土を盛り、ジャガイモに日光が当たらないようにします。
結構、重要な作業です。

花が咲いたらやること

花を摘み取る

ジャガイモの花が咲き始めました。
せっかく可愛い花が咲いているんですが、栄養分がジャガイモに行くように、この花をむしり取ります。

花摘み のあとも 「根よせ」 をします

根よせは、芽かきの時期に1度行い、その後3週間後くらいに2度目の根よせを行います。
今回が、その2度目の根よせになります。

✔ ジャガイモが大きくなり始めているので、土からはみ出しやすくなっています。
✔ 1度目の根よせよりも、今回の2度目の根よせの方が念入りに!!!

ジャガイモの収穫

ようやく、ジャガイモの収穫時期がやってきました。
3月末、「今年はなんでもかんでも高いから、めいっぱい作物を作るぞー!」と張り切って、畑の空いているスペース全てをジャガイモで埋め尽くしてしまった私です。
そのおかげで、夏野菜を植える場所がなくなってしまい、困りました。

ジャガイモの収穫時期は

ジャガイモは、早く収穫してしまうと毒性が強いので、収穫時期はきちんと見極めなければなりません。
では、いつ収穫するのがベストなのでしょうか。

✔ ジャガイモの種芋を植え付けてから、100日くらいが目安!
✔ 茎が倒れて、葉っぱが黄色くなって来たら収穫のサイン!
✔ 雨が降った後は、ジャガイモが濡れて傷みやすいので、晴れた日に収穫するのが望ましい。

ジャガイモは、種芋を植えてから100日経ったら収穫できるといいます。
ちいこのじゃがいもは、100日まであと10日ほどありますが、茎が倒れて葉っぱも黄色くなってきたので、そろそろ収穫してもよさそうです。

掘り起こし方

待ちに待った収穫の時。かっぽう着を着て、帽子をかぶって、長靴を履いて、軍手をして!掘り起こします。
一カ所に何本もある茎を一度に持って、静かに引き抜きます。すると、そこにゴロゴロとジャガイモがくっついて来ます。一つだけ、黒っぽい変な色のジャガイモがあるのは、種芋ですので、それは捨てます。種芋は、丸いまま残っている場合もあれば、グジュグジュになって溶け出している場合もあります。
土の中に、まだ残っているジャガイモがいるかもしれないので、スコップなどで掘って探してください。
男爵と、メークイーン。大きい物から小さいものまで、たくさん収穫出来ました。

✔ 茎をまとめて持って、静かに引き抜く。
✔ 種芋が残っているので、それは捨てる。
✔ 土の中に残っているジャガイモも見つけてあげよう。

収穫後にやること

水分が残っていると、傷む原因になるので、日陰の風通しのいいところに新聞紙などを敷いて、ジャガイモを並べます。
半日ほど乾かしたら、段ボールなどに入れて、涼しいところで保管します。冷蔵庫には入れません。常温で1年くらい持つので(1年もすると、芽が出て来てとんでもなくシワシワになりますが、芽を取れば食べられます)

✔ 収穫後は、日陰の風通しのよいところに干し、水分をとばす。
✔ 半日ほど乾かしたら、冷暗所に保管する。(冷蔵庫に入れてはならない!)

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