北信弁のページへようこそ!
長野県の方言(主に北信弁)のプロフェッショナルである、私の父と母(じやんとばやん)が楽しく北信弁の使い方をご紹介します!
「かんます」の使い方
- 納豆をかんます → 納豆をかき混ぜる
- これ、かんましといて → これ、かきまぜておいて
「かんます」の例文
例文 その1
納戸にあった、このへんな棒なんだろう。
おお、よくこんなもの見つけてきたな。
これはな、おべちゃのお湯をかんます棒で、「湯かき棒」せうだ。
これはな、お風呂のお湯をかき混ぜる棒で、「湯かき棒」って言うんだ。
なんのためにお湯をかんますの?
なんのためにお湯をかき混ぜるの?
昔のおべちゃはな、追い炊きすると、上は熱いのに下はつべたーくなってて、わざわざかんまさなきゃ入れなかったからな。
こうやって、ガサンガサンとかんましたもんだわ。
昔のお風呂はな、追い炊きすると、上は熱いのに下は冷たくなってて、わざわざかき混ぜなきゃ入れなかったからな。
こうやって、激しくかき混ぜたものだよ。
すっごく懐かしい なぞなぞ!
「かんます」と言えば、お風呂の「湯かき棒」を真っ先に思い出すんですが、我が家では「かんまし棒」と呼んでいた記憶があります。
上の方は触れないくらいに熱いのに、下はめちゃめちゃ冷たくて(´艸`*)
それを、かんまし棒でかんますんです。
それを使っていたのは、私が幼い頃の昭和50年代の話なんですが、なんと今もこの「かんまし棒」が売られているようです。
・・・ということは、いまだに需要があるということなんですねっ!
さて、昭和のお風呂で思い出したこと。
よく、父親(じやん)が出題してくれていた「なぞなぞ」があります。
「上は 大水 下は 大火事 なーんだ!」
私が産まれたころの昭和40年代の我が家は、まだ薪でお風呂を沸かしていました。
母がよく、庭で薪をナタでかち割っているのを見ていた記憶があります。
その頃の「なぞなぞ」です。
答えは
「お風呂」です。
上にはお風呂の水があり、下では薪を焚いてお湯を沸かすから、上は大水で、下は大火事なんですね。
このなぞなぞをほぼ、毎日父と私と弟でゲラゲラ笑いながら言っていたのを思い出しました。
そして当時、もうひとつ忘れられない「なぞなぞ」があります。
こんなの出題して大丈夫でしょうかっ。。。
「骨なし 皮なし とっちんぶらぶら なーに!」
答えは・・・
「う〇こ」
なんですけどね。
お下品で申し訳ございませんm(__)m
楽しかった、幼少期の思い出です。
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