ちいこ
北信弁のページへようこそ!
長野県の方言(主に北信弁)のプロフェッショナルである、私の父と母(じやんとばやん)が楽しく北信弁の使い方をご紹介します!
「まる」の使い方
- 「うん〇をまる」
→ 「うん〇をする」 - 「おしっ〇をまる」
→ 「おしっ〇をする」
「まる」の例文
例文 その1
じやん
お、うん〇まってるぞ。
がんばれ、がんばれ!
お、うん〇してるぞ。
がんばれ、がんばれ!
例文 その2
じやん
孫Bや、じやんの代わりに、しっ〇まってきてくれや!
孫Bや、じいちゃんの代わりに、しっ〇してきてくれや!
孫B
・・・・・
いつからでしょうか。
子どもの頃は毎日のように
「おしっ〇まってくる。」
「うん〇まってくるぅ~」
って、言っていたのに。
父も母も言っていました。
もう、全く私は「まる」という言葉を使っていません。
きっと私自身、「恥じらい」というものが芽生え始めた小学校の高学年頃から使わなくなったんであろうと思うのであります。
「まる」を言うためには、頭に「おしっ◯」か「うん◯」をつけなければならないんです。
そして、いつの間にか我が家(実家)では、両親も弟も「まる」というワードを使わなくなっていったんだろうと思います。
そして、自分自身、4人の子どもがいますが、子育てを振り返ってみると、
一度も
「うん◯まる?」「おしっ◯まる?」
と言った記憶がありません。
「うん◯出る?」「おしっ◯出る?」
と言っていたと思います。
ですが、いまだに「まる」を連呼する人物が、私の身近にいます。
職場に。86歳の会長です。
夫の叔父です。
「昨日は、1時間おきにしっ〇まりたくなって、6回起きた!」
とか。
自慢気に話しますけども、、、
ちゃんと寝れてるのか心配になるレベルです。
さらに、この「まる」という表現は、長野県だけではなく、東北や九州など広い地域で使われているそうです。
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