ちいこ
北信弁のページへようこそ!
長野県の方言(主に北信弁)のプロフェッショナルである、私の父と母(じやんとばやん)が楽しく北信弁の使い方をご紹介します!
「ごむさい」の意味
- 汚い
- 不潔
- 散らかっている
「ごむさい」の使い方
- ごむさい(ごむせ)格好だな → 汚らしい格好だな
- 家ん中、ごむさくしてるなぁ → 家ん中、散らかってるなぁ
- ごむさくていけねぇ → 汚れてていけない
※ごむさい=ごむせ
「ごむさい」の例文
「ごむさい」に似てるけど、ちょっとニュアンスが違う「びしょったい」「みぐさい(みーさい)」「ごた」
「ごむさい」「びしょったい」「みぐさい(みーさい)」「ごた」。全部に共通するのは、言われて嬉しい言葉ではない、 ”ちゃんとしていない” 状態や人のことを表す言葉たちです。
なのに、なぜか、「汚ねーなー。」と言われると、傷つくと思うのですが、「ごむせなえ。」「びしょってねなえ。」「みぐさいで。」「ごただなえ。」と言われた方が、なんとなく柔らかい感じがします。
びしょったい(だらしない、汚い、貧乏くさい)
「ごむさい」とほぼ同じ使い方をされている言葉だと思うのですが、わたしの周りでは、「ごむさい」の方が多く使われています。
そして、「ごむさい」よりも、「びしょったい」の方が、貧乏くさいイメージがあります。
みぐさい(みーさい)(見た目が悪い、みっともない)
「みぐさい」「みーさい」は、見た目がいい感じではない様子を表します。「みぐさい」は、お年寄りだけでなく若い世代も使っています。
「ごむさい」「びしょったい」と違う点は、不潔感はない!ということ。アンバランスだったり、形が崩れていたりで、見た目が悪いということです。
ごた(ちゃんとしていない人、片付けられない人)
「ごた」は、2通りの使い方があります。
”やんちゃ、いたずら好き、人の言うことを聞かない人”という意味で使う場合と、
”だらしない人、ちゃんと片付けができない人”という意味で使う場合があります。
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