余った漬け汁には、野沢菜と昆布のうまみが溶け込んでいます
ここは、信州なんですがね、12月の中旬ですのに、今日は17度。
気持ち悪いくらいに暖かい土曜日の昼下がりです。
こんにちわ。ちいこです。
先々週、野沢菜の切漬けを作りまして、毎日おいしく食べていますが、
どういうわけか、このところ暖かい日がつづいておりまして、
野沢菜漬けが悪くなってしまわないかと心配になります。
そこで、ジッパー付きの保存袋に野沢菜を全部いれて、空気を抜いて、冷蔵庫で保管することにしました。
我が家には、家の外に漬け物専用の冷蔵庫があるんです(´艸`*)
この桶の底に溜まっている漬け汁。
毎年、ただ捨てていました。
例年ならば、桶の中に入れっぱなしにしておくので、漬け汁に漬かったまま、
やがて野沢菜は酸っぱくなり、、、
洗って、水に浸けて、切り刻んで、ごま油で炒めて、ビミサンで味付けして、「おやき」の具にするんです。
それでも全部食べ切れなくて、処分することもあります。
今年、早々に全部取り出して冷蔵庫に入れたことにより、
気づいたことがあります。
漬け汁、、、うまそー♪
今までは、漬かりきって古くなった液体になんの魅力も感じなかったわけですが、
まだ漬けてから2週間ほどしかたたない野沢菜の漬け汁は、透明感があり、とてもいい香り。
野沢菜と昆布のエキスが入りまくっているであろうこの液体を、
ただ捨ててしまうなんてもったいない。
そこで、
いいことを思いついたちいこです。
野沢菜の漬け汁で、「鶏モモの甘酢あん」
材料
・鶏モモ肉・・・・・・・・・・2枚
・「野沢菜の切漬け」の漬け汁・おたま4杯
・塩コショウ・・・・・・・・・少々
・酢・・・・・・・・・・・・・大さじ2
・片栗粉・・・・・・・・・・・大さじ5~6
・ネギ(白い部分)・・・・・・お好みで
・米油&ごま油・・・・・・・・合わせて大さじ1
作り方
① 鶏モモ肉にフォークでブスブス穴を空け、塩コショウをふる。
② ジッパー付き保存袋にもも肉を入れ、野沢菜の切漬けの漬け汁(おたま1杯分)を入れて半日以上おく。
③ 鶏モモ肉を取り出し、片栗粉をまぶす。
④ フライパンに④の皮を下にして並べる。
⑤ 周りから油を垂らして、火をつける。
⑥ 中火で、カラっと焼き目がついたら、弱めの中火でフタをして4~5分。ひっくり返して、4~5分。
⑦ ⑥をキッチンペーパーの上に取り出す。
⑧ ⑥のフライパンに野沢菜の切漬けの漬け汁(おたま3杯分)を入れて、しばらくグツグツして水分を減らす。
⑨ 酢を投入し、③で余った片栗粉を水で溶いて、⑧の中にかき混ぜながら少しずつ加える。
⑩ ⑦を食べやすい大きさに切り、⑨を上からかける。お好みで白髪ねぎを散らして完成!!
家族に大好評! 誰も野沢菜の漬け汁だとは気づきませんでした
我が家の子どもたち&夫、あまり野沢菜漬けを喜んで食べません。
出せば食べるけど、なくてもいいっていう感じ。
名古屋で暮らす上の娘は漬け物が大好物なので、食卓に野沢菜漬けがあれば、喜んで食べてくれるんですけどね。。。
なので、今回の実験的に作ったこの一品、心配しながらそーっと出したわけでございます。
野沢菜の汁で作ったことは言わずに( *´艸`)
それが、「おいしい、おいしい♪」と
モリモリ食べてくれまして。
ふっふっふ・・・
うまくいった。
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