「公演は大成功だったんだね。よかったぁ~!」
「単純なんだから・・・」
「なんだよ。だってそうだろ!・・・でもさ、劇団南部にとはちの8人は、よく過去最少人数で大成功出来たよね~。」
「やっぱり、保存会やOBOGの指導が素晴らしかったんだよ。」
「それに、太田さんが毎回用意してくれるオヤツも力をくれたよね。」
「それだけじゃないと思うな。去年の出演者たちの「協力したい!」っていう気持ちが観客のみなさんにも伝わったのよ!」
「いやいや、それだけじゃないと思うな。やっぱり劇団南部にとはちの8人が、あれだけ怒られても仲間を信じて頑張ってきたからじゃないかな。」
うんうん。そうよ、そうだわ。
うぇーん!!!(号泣)にとはちって、やっぱ最高!!!!
みなさん、こんにちは。
今年度のにとはちが終わってしまって、さみしくてたまらない うっちゃんです。
泣きながら、ブログアップします!
11月29日の前日リハーサル。
朝から、携帯が鳴るたびにビクッ( ゚Д゚)!!!とする うっちゃんでした。
誰も具合悪くなってくれるな!と祈っておりました。
周り中でインフルエンザが流行っておりましたんでね、ええ。
これまでも、直前にインフルエンザや、マイコプラズマ肺炎に感染してしまって出演できなかった子がいて、急遽、代役を立てて公演をしたことがありました。
半年間、一緒に頑張ってきたのに出演出来ないなんて、そんなひどい話があるでしょうか。
でも、今回ばかりは代役が出来る子が一人もいません。
子ども役は、5人分を3人でやります。
村人が足りない分は、伝兵衛・吉兵衛が補います。
村人Aは、役人Aになります。
母は、役人Bもやります。
全員がヒマがないくらい出演し続けます。
ですので、もし誰かが出られないなんてことになったら、、、、
どうなることか。。。
朝、体育館についたら、まず衣装に着替えることになっています。
よかった!全員来てる♡
寒い体育館の中で薄い衣装に着替えます。
わー!ショー、カンタ、カイチ!!
今日のこの日を、同じ思いで集まってくれてるこのOB3人の顔を見たら、、、、
わたし、ちょっと油断したら泣きそう。
Hの と、Aな もありがとう♡
Hの たち、去年リハの日に監督からめっちゃ怒られたっけね。
ついこないだのことのようだよ。。。
お!よし。緞帳(幕)も直ってる!!
友情出演のAい と Rね は、遅れてくるとのことで、Hの と カイチが二人の代役でリハスタートです。
うっちゃんと、太田さんは、Mこ と、Mはる の早着替えがあるので、
上手の袖にスタンバイです。
うぉー!!がんばるぞー!!
母が役人になるのは、今回が初めてのことです。
ドキドキだぁ・・・
しかし、、、母のシーンが終わって役人が登場するまでの時間があまりにも短いことに、なんと、今日気づいた私たちでした。
ど、どうしよう。。。。
やるしかないけど、どうしよう。。。。
子どもたちの演技以上に、自分たちが心配な うっちゃんと太田さんなのでした。









転換の時間を15秒長くしてもらい、なんとか早着替えは間に合いそう。
ほっ♡
よかった。
さ、あとから Aい 、Rね も加わって、リハの続きです。
レントも駆けつけてくれました。
それにしても、今日のみんな、なんか、のびのびと演技してる♪
直前までふざけたことやってるのに、
ステージに立つと、別人のように集中してる。
いけるわ。この子たちの にとはち。
ショーがそばに来て、「もう、泣きそう」って言った。
ショーもうっちゃんも、この日のリハ見て、大成功に終わる図が見えてました。
大丈夫だ。絶対大丈夫!
あとは、スタッフOBOGが、この子たちの舞台をぶち壊さないように、自分たちの分担を全力でやるだけだ!



今日は、おやつの時間もあまりありませんでしたが、みんな本当によく集中して頑張りました。
頼む!
明日、元気な顔で来てくれ!!








Hの のおうちから、大量のリンゴをいただきました。
みんな疲れていて、ビタミンを欲しているのか、
「今まで食べたリンゴの中でいちばんおいしい!!!」
って言ってました。
ありがとうございました♪
練習が終わった後、、、
助弥、母、役人A は、居残り練習。
周りでスタッフOBOG一同が、会場づくり、舞台づくりでうるさい中、徹底的に指導を受けます。
役人AのMこは、早めに終わりましたが、
Kき と Mる は、6時まで頑張りました。
Kきが、「楽しかった!」と言ってました。
確か、去年の助弥のNみも同じこと言ってたなぁ。





さて、ここから大人たちは仕込み作業に入りますよ~!
まず、体育館の奥に並ぶ跳び箱を片付けます!
器具庫にカギかかかっていて中に入れられず、、、体育館の外へ出すことに。
跳び箱の中に入って持ち上げると、一人でもラクラク運べます。






続いて、ゴザ&養生マット敷き。
ちょっとでも、ずらして敷くと、会長がいちいちうるさいんです。




今年もキレイに敷けました。


特設ステージを古牧小学校からお借りしてきました。その特設ステージに足をつけて体育館のステージと同じ高さにします。
小森さんが下にもぐって、板をはさみ、高さを調節します。
これが、時間がかかるんです。


窓や扉の隙間から光が入らないように、暗幕を取付け、特設ステージにも暗幕を付け、パーテーションを設置します。
そして、スタッフ全員が心ひとつに力を合わせるのが、ステージバックの幕の取付作業です。


長野舞台さんから、照明機材も入ってきました。
長野舞台さんは、コンサートや演劇、テレビ番組制作まで幅広く、長野の文化・芸能活動を支える舞台屋さんです。
にとはちは、これまでずーっと長野舞台さんに照明を担当していただいております。
が、が、が、、、、
インフルエンザが蔓延していて照明が出来る人が誰もいない!ということなのです。
・・ということで、代わりの方が一人来てはくださったのですが、
全く自信がないとのこと。
ど、ど、ど、どうしよう。。。
演者がどんなに素晴らしい芝居をしたとしても、照明がズタズタだったら、絶望的な舞台になってしまう。
そこで力を貸してくれたのが、劇団空素の小林さん。
小林さんは、大道具の助っ人で来てくださっていたのですが、スタッフの中で唯一照明の経験がある人。
小林さんに託すしかない!!!
今回のにとはち、どうしてこんなにスムーズにいかないのかね。
劇団員は集まらない!
緞帳も壊れてた!
長野舞台はインフルエンザ!
音響もとぎれとぎれで調子悪い!!
・・・そうだ!それと、、、
公演1週間前に、1人辞める!と言い出すし(^_^;)
きっと、お天道さまが我々を試しているのね。
わざと、そんなイジワルをしかけてくるのね。
でも、長年やってて、わかってます。
どうせ、うまく行くって。
「見ててくれ、助弥さん。
おれたちが、この舞台を成功させてやる。おれたちの義の心を見ててくれ!!!」
テ~~ レ~~ レ~~ レ~ レ テ~~ レ~~ レ~~ デンデンデンっ!
テ~~ レ~~ レ~~ レ~ レ テ~ レ~ レ~ レ~ レ~~♪


前日の仕込み作業は、身体はヘトヘトなのに、楽しい♪という、年に一度のイベントです。
割と、保存会メンバーもOBOGメンバーも、この日を楽しみにしています。
にとはちを愛する者しか、この感覚は味わえないから不思議です。
みんなで夕飯を食べた後、なみ も東京から仕事を終えて、このために来てくれました。
そして、美容師の仕事をしている りな も夜なら協力できる!と、毎年、前日の仕込み作業だけは、必ずお手伝いに来てくれます。
ありがとう\(^o^)/
さー、お待ちかねの
夜のにとはち、やっちゃうよー!!!



大人が演じる「夜のにとはち」は、
立ち位置と、大道具の位置を合わせるための重要な仕事なんです。
照明さんが、どのセリフのところでどの照明を当てるか!も確認しながらなので、初めから最後までセリフを入れて、動きも入れてやるわけです。
うっちゃん、村人Bやりました。
それと、裁きのところの役人Bやりました。
「何をする気だ!」って、やりました。
助弥はAな が挑戦しました。
すっごい迫真の演技で、びっくらこきました。
クソ楽しかった♪






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