毎週毎週当たり前のように、集まって練習して来ました。
みんなとまだまだずっと一緒にいられるような感覚でした。
でも、そうだった。。。
公演が終わると、もう・・・みんなとはお別れなんだ。
・・・・・
こんなに寂しいもんでしたっけ?
17年にとはちやってますけど、毎回こんな気持ちになってたのかなぁ。。。
みんなの名簿、名前見るだけで泣ける。
今年の劇団わかば、ホントに一人一人個性が強かった。
「コンニャロメ!!!」って思うこともたくさんあったけどね。
ホントにいい思い出です。
前日のリハーサルで、監督に「もう俺は知らねえ!お前ら勝手にやれ!」
とさじを投げられてしまった子どもたち。
「公演中止にするぞ!オレが皆さんの前で頭下げれば済むことだから。」
ま、そんなの本心じゃないってみんなもわかってたと思うけどね。
そのくらい言わないと、みんなのスイッチが入らなかったからさ。
そして、結局やってくれたわ。
やってくれましたな!!
半年前まで、君たちただの普通の小学生だったでしょ?
それが、今日は「役者」として堂々と舞台に立って、
みごと「過去最高のにとはち」を成し遂げてくれました。
今年も、ハラハラドキドキしっぱなしでしたが、このスリルがまたたまらない(≧◇≦)
この、アトラクションのような半年間をありがとうね。
はい(^^)/
みなさん、こんにちは。
ちょっとおセンチな ちいこ こと、うっちゃんです。
おセンチ・・・死後でしょうか。
昭和の時代を生きてきました。
(おセンチ → 感傷的な気分)
さー!ではでは、令和6年11月24日公演当日の「劇団わかば」を振り返ってみよー!!!
朝、体育館のカギを持っているうっちゃんは、誰よりも早く会場入りせねばならないので、8時前に学校に到着!!
すでに、小森さんが来ていました。
それから間もなく、ぞくぞくとみんなが体育館に入ってきました。
きっと、昨日までとは全く違う公演用に仕上げられた体育館を見て、
「いよいよだ!」
って思ったんじゃないかな。。
具合が悪くなったりしている子がいませんように。
全員、元気に来ますように。。。
携帯の音にいちいちビクビクしながら、
バタバタと準備をします。
着替え、メイクをして、
よし、全員揃った!!
ゲネプロスタートです!!
去年と全く同じことを思った。
なんでこんなに上手いんだ???
17人もいると、みんながみんな演じることが得意なわけではないです。
ただ、大きい声でセリフを言えればいい!と言う風に見ています。
それが、みんな本当にその人物のように自然にセリフが出てる。
セリフに気持ちが乗っかってる。
う、うまくなってる!
なんなんだろう。
舞台セットと照明が入ると出来てしまうんでしょうか。
それとも、やっぱり見えない存在たちが応援に来てくれたんでしょうか。
うん。大丈夫だわ。いけるわ。
花束贈呈のお母さんたちに、10時に集合していただきましたが、
「本番まで見たくない。」
とのことで、ギリギリまで体育館の外で待っていただきました。
(寒いのに、、申し訳ありませんでした。)
花束を受け取る練習も終え、休憩を挟んでもう一度ゲネプロをやり、
なんとか、合計2回通して出来ました。
お昼は、おまちかねすき家の牛丼\(^o^)/
劇団わかば、にとはちさま保存会スタッフ、にとはちOBOG、花束贈呈係のお母さんたち、PTAのお手伝いの方々、長野舞台さん。約60人がひとつの円になって、同じご飯を食べました。
忙しい忙しい。
早く食べないと、お客様が入ってくる時間になっちゃう。
メイクを直し、衣装を整えて、、、
さあ、1時25分だ!
全員で円陣を組みます。
心ひとつに。
「にとはちファイトー!」
「おー!!!」
みんなは、舞台の袖、舞台上に控えます。
さあ、続々とお客様が入ってきますよ。
うっちゃんは、絵本の販売の売り子をしなければならなかったので、
開演までの30分、みんなの様子見に行けなかった(:_;)
さぁ、開演時間を迎えましたが、まだまだお客様が入ってこられるので、
5分押しで開演することに。
見て見て!
養生マットの上は、お客様でギッシリ!!!
2時5分。
PTA会長の司会進行で、にとはちさま保存会伊藤会長のあいさつがあり、
さぁ、始まるよ!
「にとはちさま 開演です!!!」
アナウンスの後に、ブザーが鳴ります。
電気が消えます。
会場が、真っ暗になり流れてくるオープニング♪
うっちゃんは上手の特設ステージの横で見守ります。
音楽が終わる!
さぁ、行け!!
下校のシーン。
本当に自然なおしゃべりで、演技じゃないみたい。
子ども1、2、3、4、5。
一人一人、感動するほど台本のキャラクターにぴったり合ってて。
月が出た出た~♪の楽しそうな3人と、冷めた二人が最高!!
暗いお話が始まる前の、唯一明るいシーン。
もう、安心して見ていられる感じでした。
善光寺の裏庭。
一発目の「もう我慢の限界だ!」は、Rい の通る声が観客の注目を集めてくれるはず。
そういう期待があって、Rい が村人Aに選ばれました。
だけど、、、
この1ヶ月、あまり練習に参加できなかったRい。
万が一、Rい が本番出られない場合のことを考えて、
策を考え始めた頃でした。
Rい が信毎のこども新聞コンクールで賞をとったとの報告がありました。
風向きが変わった!行けるかも!
またまた、見えない存在が「行けるよ!」と、お知らせしてくれているような気がしました。
すぐにRい にも「いい流れが来てるから、きっと上手く行く!」とメッセージを送りました。
そして、迎えた今日。
みんなと一緒にゲネプロを2回こなし、舞台に立ちました。
涙出てくる。。。
練習不足は全く感じない程、堂々と村人Aをやり切りました。
伝兵衛、吉兵衛。
年寄りメイク、なんて可愛いの♡
お年寄りの立ち方、しゃべり方、上手になったよね。
村人B、C、D、E。
今日になって、急に上達した気がした。
なんで?
一人一人のセリフ。本当に全員よかった。
最初の頃、「照れ」とか「恥ずかしい」が、なかなか取れなかった子も、
もう、村人になりきって演じてた。
あ、
うっちゃんはこの「照れ」とか「恥ずかしい」が未だにとれません。。
みんなと一緒に代役でセリフ言う時も、昨日の大人のにとはちでも、全力で役になり切ることが出来ません。
みんな、どうやってるの???
不思議でたまらん。。。
口々に言うセリフも。素晴らしかったよ。
助弥と母のシーン。
みんな、変わった!!!って気づいたよね?
ゲネプロの時、誰かが、「うまっ」って言ってた。
前日、6時まで残って改良したんだよね。
助弥も母も本当に頑張ってました。
助弥は、「3時間やったのに、15分くらいにしか感じなかった。」って。
すっごい集中してたんだね。
母は、いつも自分の出番じゃない時も、端っこでしぐさの練習してた。
器用だけど、きっとたくさん努力もしてる。
母のほわほわっとした雰囲気は、TきRお が、放ってるオーラだと思うんだけど、TきRお の周りがすごく優しい空間になるんだよね。
だから、助弥と母のシーンは、ステージ全体が優しい雰囲気になる。
前日、仕上がったこのシーンを見せてくれた時、本当に泣けた。
2人とも、すごい!
すごい人!って思っちゃった。
昨年の劇団古牧の助弥と母のシーン、あれを超えるのはもうないな・・・って思ってました。
越えて来やがった!
やるなぁー!!!
役人(裁き)のシーン
役人のみんな、ごめんねm(__)m
信毎、取材に来てるから
「役人のシーン、新聞に出るよ!」
ってうっちゃん言ったけど、、、
掲載されたのは、、、
「江戸へ行こう!」のシーンだったあああああ!!
だって、今まで役人のシーンが載ってたから。
今回もそうなると思ったんだけど、
嘘ついちゃったよぉー( ノД`)シクシク…
役人A。
この舞台で、一番偉い役。
私、最初の頃のジェスチャーのゲームやった頃、
Yり のシマウマのジェスチャー見て、
「この子、きっといい芝居するぞ」って思った。
全力でシマウマやってたの。
きっとYりは何の役でもこなせたと思う。
だけど、役人Aの迫力出せるのは、やっぱYりだよなぁ〜(´∀`)
大正解だった。
役人B、C。
配役発表のあと、「もっとセリフある役がよかった。」って言われた。
うん、、、ごめんよ。
このシーン、舞台の中で一番照明が明るいシーンなんだよね。
それに、役人の格好がまた観客の目を引く。
そこに助弥が籾すりを始めるから、観客がより一層注目するシーンなんだよ。
だから、役人は落ち着いて止まる時は止まっていられる、動くときはキリっと美しく動ける。NぞみとRあは、それが出来る!って思った。
今までのにとはち、この役人のシーンは、
「片ひざ!」「片ひざ!!」
って監督が大声で注意するの数えきれない程見て来たけど、
Nぞみ と Rあ、一回も言われなかったんじゃない?
パート練習の時に、ちゃんと身につけたんだろうな~って思いました。
打ち首のシーン、めっちゃ見たかったけど、
うっちゃん、そでで声だけ聞いてました。
早くDVDみたいなぁー(≧▽≦)
あ、DVDの注文とるからね。
近々プリント配られると思う。
エンドロールに、プロカメラマンの山浦さんが撮りためた写真も流れるから、
楽しみにしててね♪
そして・・・
今回の主役、助弥。
配役会議で、意見が割れてすんなり決まらなかった。
そんな中で、助弥はNなみで行こう、Nなみにかけよう!と決まった配役でした。
練習を重ねていくうち、他の役の子たちがどんどん上達していくのに、
Nなみの助弥が、出来上がってこない。。。
OBOGたちも心配していました。
いつか、監督が
「わからないままにしておくな!聞きにこい!」
と1人の子を責めたことがありました。
後から監督に聞いたんだけど、
「あれは全員に向けて言った。一番は助弥に言ったんだ。」
って言ってたんだよ。
Nなみ、その時それ感じた?
うっちゃんは、そんなんわかるわけねーだろ( *`ω´)
って思ったけどねー。
10月の途中からカンタが指導に来てくれるようになって、Nなみの助弥が動き始めた!
割と普段から、自分が!自分が!っていう目立ちたいところがあるNなみ。
どうしても、助弥のけなげな雰囲気が出せないでいた。
人のために動く助弥と、自分を貫くNなみがピタッと重ならない部分があって、配役会議でも意見が割れたんだと思う。
だけど、日ごろの全力で取り組む姿勢と、体は小さくても強い意志を持っているNなみ なら、きっとやってくれる!それを信じた。
練習の時、服の中に訴願状を仕込んでおくんだけど、下に落ちないように洗濯ばさみで止めて練習してたんだよね。一人じゃ取り付けられないから、その都度うっちゃんが取り付け係だったんだけど、Nなみ、毎回毎回「ありがとう」って言うの。
そのたびに うっちゃん キュン♡ってなってました。
助弥さんに「ありがとう」って言われてるみたいな感覚になった。
その時、「あー、Nなみはやっぱり助弥なんだ」って思ったよ。
裁きのシーンでお役人様に訴えるところ、すっごい迫力だった。助弥さんが乗り移ったみたいだった。
エンディング。
打ち首の後、助弥とうっちゃんは、そでから外へ脱出して、トイレの裏から体育館に忍び込みます。
そぉーっとドアを開けて体育館の一番後ろで助弥は裸足でスタンバイ。
子ども役が最後のシーンを演じています。
うっちゃんが客席で唯一見られるシーン。ちゃんと目に焼き付けたいのに涙でみんなの姿が見えないよ。
「今は、ビルが建ち家が建ち、田んぼや畑は少なくなってしまいました。
でも昔は、一面に田んぼや畑が広がっていたんです。」
「みんな、お百姓さんだったんだね。」
の辺りから、ガマン出来ないの。
いっっつもそう。
本当に、込み上げちゃって込み上げちゃって、心震える。
にとはちのテーマソング「Say Anything」。
なんていい曲なんだろう。。
にとはちの為に作ってくれたとしか思えないよね。。。
「助弥さーん!!」
この演出、天才的だと思いませんか!!
毎回同じシーン何度も見てますけど、どうして毎回感動してしまうんでしょう。
死んだと思ったのに、元気に現れるから?
いや、違うな。
あー、無事終わったという安心感でしょうか。
みんなの姿がまぶしすぎてまぶしすぎて、、、
本当に、どいつもこいつも大好きです。
今年も、うっちゃんを感動させてくれて、
本当にありがとう(≧▽≦)
そして、今日まで頑張ってくれてありがとう。
あんなに怒鳴られても小池監督について来てくれてありがとう。
うっちゃんは、あーゆーみっともない怒鳴り方をする人の言うことなんて、聞きたくないですけどね。
みんなはすごいよ。
半年間、楽しかったぁ!!!
出会った頃、新緑の若葉だったみんなは、それぞれのキレイな色に染まって立派に成長しました。
にとはち終わっても、さらにさらに高みを目指して突き進んでください。
そして、役者から普通の小学生にもどって、やりたいこと全力で楽しんでください。
私たちも、それぞれの生活に戻ります。
前日練習と、夜のにとはちの様子は、またアップするので、覗きに来てね(^^)/
また、みんなに会えますように♪
元気でね!バイバーイ( ´Д`)ノ
うっちゃんの宝物シリーズ
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