公演が終わり、にとはちのない日常が始まりました。
ショーが、寂しい寂しいと繰り返すばっかりで、、、
やかましい。
余計に寂しくなるだろ!


にとはちグループラインでも


本当に、しばらくの間は、うっちゃんも腑抜け状態であります。
この半年間、楽しかったなぁ♪・・・
みなさん、こんにちは。
みんなと出会えて、ホントに幸せだったと噛みしめている うっちゃんです。
はい。
11月30日、公演の日の様子を振り返ります。
8時半集合ですけども、7時44分に体育館に到着したうっちゃんです。
誰もいない体育館。
静かだなぁ。。。



と、8時を過ぎたころから、続々と劇団南部にとはちのみんなが体育館に入ってきました。
OBOGも、前日の疲れを全く見せず、来ました来ました。ショー、カンタ、なみ、レント、カイチ。
そして、今年からチームにとはちに加わってくれた カンタのいとこのAな。
昨年出演のHの、Nるみ。
そして、昨年に続いて今年も出演してくれる Aい と、Rね。
すごいよね。
この、OBOGのにとはち愛♡
さて、着替えてメイクするよー!
まだ温まっていない体育館です。
どうらんも、寒さで固まっていてなかなか伸びません。
ベースの肌色を塗ったところに、村人にはドロ汚れ、
そして、監督の手で、母にはシワ、シミ、伝吉にはそれにヒゲも追加されていきます。
肌が弱い助弥は、どうらんを塗るのをやめて、ポイントメイクだけにしておくことにしました。





え!?もう終わり???
人数が少ないから、メイクも着替えも、あっという間に終わります。
助弥役の Kきが、のどの調子が悪いと訴えます。
空気が乾燥してるし、昨日遅くまで頑張ったもんね。
でも、元気は良さそう!!
がんばれ!がんばれ!!
では、では、
劇団南部にとはち・にとはちさま保存会スタッフ・にとはちOBOG全員集合して、朝の挨拶をします。

一体何度このあいさつをしてきただろう。。。
何度も何度もやり直しさせられたっけね。
今となっては、この挨拶すらも、いとおしい(;´∀`)♡
昨日、仕込みでバミっておいた立ち位置を確認して、

さ、気合を入れてゲネプロ(本番同様に通す)!行ってみましょう!
開始5分前のPTA会長の案内のところから始めます。
開始を告げるブザーがなり、電気が消えていきます。
窓や扉を徹底的にふさぎ、光が入らないようにした体育館です。
会場は真っ暗になります。
そこにオープニングのSayAnythingが流れます。
音が消え、照明が入ると、子どもたちの下校のシーンスタートです。
いつも、安定している下校のシーンです。
Hな の「ねえねえ、昨日のテレビ見た?」
楽しさが伝わってきます。
が、、、
子どもたち、どんどんセリフが早くなります。
そして、そのまま善光寺の裏庭のシーンも、助弥のセリフが早い!
伝吉が、安定してゆっくりペースを保ってくれますが、
やっぱり、助弥が早い。
緊張してるわ。。。
その後の母のシーン、子どものシーンと続きますが、
ここは、うっちゃん&太田さんは、Mこ と、Mる の早着替えでてんてこ舞いです。
しかも、昨日の練習では明るい場所で出来ましたが、
役人Aの着替えは、パーテーションの内側でやるので、舞台の照明の明るさをたよりにやるしかなく、焦りまくります。
母の着替えは、ステージの上手の袖で電気をつけても舞台に光が漏れないので、明るい場所で着替えが出来るのですが、なんせ、時間が短い!!
1回目のゲネプロでは、1秒も余裕がないほどギリギリでした。
さらには、大道具も大混乱で、信じられないほど時間がかかっております。
ようやく、転換がおわり、幕が開いたと思ったら、、、、
位置がずれてる( ゚Д゚)!!!
大道具の責任者の小森さん、めっちゃ監督に怒られました。
そして、何だか知らんが、音響がプツプツ途切れるんです。
音響と照明は、予定通りに出来ないと、舞台が台無しになるくらい重要なのに。
なんでなの??
演者もスタッフも、よくない流れになってる気がする。。。








子どものシーンの写真が一枚もない・・・。
ごめんちゃいm(_ _)m
ゲネプロ、2回行いましたが、お芝居ってうまく出来ないところがあると、良くできてる部分があっても全体がダメな印象になってしまうんだな。って思ったよ。
すごく、すごく、
「これで本番向かえていいの?え??もう、時間が来れば始まっちゃうけど、いいの???」
っていう気持ちでおりました。
昨日のリハの方が、断然よかったからさ。
でも、時間は刻々と迫ってきます。


もう、そんなに時間がないじゃないか!!!
早くお昼食べないと!!!
PTAの役員の方々や、花束贈呈を引き受けてくださった おかあさんたちも一緒に、全員で大きな円になって、すき家の牛丼を食べますよー!(写真撮り忘れました!)
昨日に引き続き、Kきが「うっちゃん、となりね。」と言ってくれました。
うれしいぜ(´艸`*)
とてもじゃないが、食欲がなくて全然食べられる気がしなかったんですがね、
Aじゅ と、Mる がさっさと食べ終えて、まだまだいけそうな顔してるので、
ほぉ。その余裕さが必要ね!
と、うっちゃんも気持ちが切り替わり、全部完食出来ましたさ。
みんなで食べる牛丼がうますぎて、緊張も不安な気持ちもほぐれたよ。
そうか。みんなよりも うっちゃんが緊張してちゃダメじゃん!
ここまで来たら、自分を信じて仲間を信じて突き進むぜ!!
開場5分前。
みんなで大きな円陣を組みます。
祈りを込めて、Kき が言います!
「にとはちファイトー!!」
「おぉーーーーーーー!!!!!!」
さぁ、スタンバイだ!
1時半、体育館にお客様がどんどん入ってきます。
ありがたい(;´∀`)
今年は、劇団員が少ない分、見に来る家族親戚の数も少ないでしょう。
でも、ありがたいことに190名のお客様がいらしてくださいました。

劇団わかば の 懐かしいメンツも見に来てくれました。
ありがとー♪
そして、劇団Grow のAか も。
話しかけてくれたからわかったけど、、、すっかり大人になっちゃってるから言われないとわかんないよね。
8年ぶりの再会。うれしかったなぁ。
スイカ割りのスイカを提供してくださった、丸山さんも見に来てくれました。
よし、やってやろうじゃねーか!!
劇団南部にとはちの にとはちさまを。
2時になりました。
PTA会長のアナウンスが始まり、にとはちさま保存会の伊藤会長がにこやかに挨拶をします。


伊藤会長のあいさつが終わると、もう、間もなく演劇がスタートです。
ドキドキドキドキ。。。。。
「にとはちさま、開演です!!」
ブザーが鳴ります。
SayAnythingが流れます。とまります。
ライトがつきます!
さぁ、出番だ!!!
子ども1 Hな
子ども2 Rな
子ども3 Cと
しっかり者、ちょっとキツめ、天真爛漫。
それぞれの役の特徴を自然にこなす3人。
本来なら5人でやる子どものシーン。3人でやってるってだけで、ウルウルきてしまう。
よくぞ、ここまで仕上げたもんだ。

リーダーとして、劇団を支えてきたHな。
監督が「Hな がすごすぎる!」ってよく言ってました。
きっと、にとはち以外でも、色んな所でそのすごさを発揮するだろうなぁ♪
それに、ここまで信頼されたリーダーは、未だかつていなかったんじゃないかな。
リーダーとしての責任を感じて、泣いたこともたくさんあったね。
いつか、横浜(だっけ?)へ引っ越してしまうそうだけど、ここを故郷だと思っていつまでも忘れないでほしいなあ。

ちょっと強気で冷静な目でものを見るRな。
最初の頃、監督が怒鳴った時だったかなぁ、、、Rな が「あんまり怒るようなら辞めればいいやって思ってる。」ってなことを言ってたんです。
よかった♡辞めないでくれて。
最初の頃、低めのトーンで棒読み状態だったセリフが、だんだん子ども2の冷めた感じがうまく表現出来るようになってきた。
そんなRな のエンディングの泣き崩れるところ、すごくよかった。

今年のにとはちで、誰よりも怒られまくったCと。
とにかく、自由人のCとは、やりたいようにやるのです。そこがCとのいいところなんだけど。
公演1週間前に「辞めます」って言った時には、ドヒャヒャー!!!だったよぉ。
でもさ、Cとのおかげで、このチームにとはち(大人も子どもも全員)の団結力が強固になったと思うんだよ。
結果オーライ!よかった、よかった。
だけど、演じることに関しては、天才的なところがあって。
Cとは、言われなくてもセリフを言う相手の方を向いて、身振り手振りも自然に取り入れてやってたよね。
伝兵衛 Mみ
吉兵衛 Aじゅ
村人A・役人A Mこ

みんなより、遅れて劇団に入ってきたMみ。
監督も言ってたけど、Mみは最初の頃出席率が低くて、配役を決めるための材料がなさすぎました。
Mみを伝兵衛にしてみたけど、果たしてどうなるか、一か八か的なとこあったのよ。
というか、お芝居が出来る子なのかどうかもわからんかった。
それがよ、練習重ねていくうちにハマり役すぎてびっくりでした。
誰だか忘れたけど、「Mみは、きっと何の役でもこなせたんじゃないかな。」って言ってたよ。

唯一ひとり、一度も練習を休まなかったAじゅ。
最初のころ、いつも表情が硬くて、Aじゅは にとはち楽しいって思ってくれてるのかな、、、って思ってました。
だけど、配役が決まってすぐの頃、もうAじゅが吉兵衛さんに見えてさ、あ、Aじゅは、やる気満々なんだ!って気づきました。
確か、山浦さんも「Aじゅが、吉兵衛さんになってる!」って、同じようなこと言ってたことがあったよ。
弟くんが、にとはちをやって、その頃少し大きくなったAじゅがOGとして指導するの、楽しみにしてます(*´▽`*)

村人Aは、結構重要な役どころなので、配役会議では毎回毎回頭を悩ませます。しかも、今回は役人Aと一人二役。
一体、誰が出来る?
と、選ばれたのが 副リーダーのMこ でした。
いつも、おもしろキャラのMこ。ホントに大丈夫かなぁ、、、っていう思いもありました。
初めの頃は視線がウロウロしてて頼りなさがあったのに、みるみるうちに上達したよね。
村人Aも、役人Aも、めっちゃカッコよかった。
惚れるかと思った♡
助弥の母・役人B Mる

母は、Mる しかいない!
配役会議でスタッフOBOGみんながそう思いました。
優しい母の雰囲気がぴったりだし、なんといってもMるの演技力です。
回し読みの時から、Mるの母の優しいセリフに、何度も泣きそうになりました。
役人Bも本当に頑張ったね。
「何をする気だ!」が、急にキビキビと出来るようになって、びっくりしました。
公演前日の日、遅くまで居残り練習をして、きっと素晴らしい母のシーンが出来上がったのだと思うけど、うっちゃんは一度も完成されたその演技を見ておりません。
母のシーンは役人Aの早着替えのため、うっちゃんと太田さん、ゲネプロも本番も無我夢中だったもんでよ。
見たかったぁー( ;∀;)
早くDVD出来上がってこないかなぁ♡
最後の最後まで、Mるは、うっちゃんのブログの見方がわからないと言って、一度もブログを見ていないようでしたが、これ、届いてほしいなー(*´з`)
助弥 Kき

Kき は最初、見学に来るってことで、体育館に来たんだよね。
あっという間にみんなに溶け込んでた。
にとはち万博、Aじゅ と Kき と Mみ がグループになった時、Kき が率先して仕切ってやってて、この時うっちゃんの中で、Kきは助弥候補になったんだよ。
善光寺の裏庭の話し合いに、あとから入って来て直訴の先立ちになった助弥と、
劇団南部にとはちに、あとから入って来て にとはちさまの座長になったKき。
同じだね。
Kきは配役会議の日お休みしたからさ、配役希望の用紙も提出してなかったし、監督との面接も受けてない状態だったんだけど、
それでも主役に抜擢されたんだよ!
すげーだろ。
だけど、Kきの気持ちを聞いてなかったから、配役発表の日、Kきがどんな反応するか心配だった。
8人のうち、7人の配役が発表されて、ひとりKき だけまだ呼ばれてなくて。
最後に、助弥はKきだと発表された時のKきの顔(´艸`*)
歴代の助弥たちと同じ顔してた。
エー!ってちょっとイヤそうにするんだけど、恥ずかしそうに照れる。
お、受け入れてくれたな!って思いました。
本番直前、ちょっと緊張してたようだね。
開場後にトイレに行ったって聞いたよ。
お客様190人+関係者40人、計230人がいる中で、演じるんだもんね。
みんな、すごいよ。
裁きのシーンで、助弥がぞうり履いたまま出ちゃって、
うっちゃん袖から見てて、Kきがぞうりのこと気にして芝居に集中出来なかったらどうしよう。。。って心配してたんだけどさ、
堂々とやってたね。
たいした男だよ。助弥は。
首を斬られた後、助弥とうっちゃんは、窓から脱出して、体育館の観客席の後ろの扉からそぉーっと侵入するんだけど、、、
これで、にとはち、終わっちゃう(:_;)!!!
本番中にこんな気持ちになったの初めてだよ。
舞台では、子どもたちが
「私たちの故郷には」
「そして、私たちの心の中には」
「今も、にとはちさまが、生き続けているのです。」
ってやってる。
このフレーズ、マジで大好きだ。
私たちの故郷には、こんなに素晴らしい人がいたんだ!
この素晴らしさを伝える子どもたちも、なんて素晴らしいんだ!!
本当に、心の底から素晴らしい舞台だ!って思いました。
過去最少人数で、こうして大勢の人たちに強く強く伝わる演劇が出来た!
最後、舞台に並ぶ8人。去年の半分だよ?
その姿見るだけで、涙がとまらん。
よくやった!よくがんばったね!!
過去最高の感動をありがとう。
そして、劇団南部にとはちにとって、かけがえのない仲間、Rね、Aい。
この二人にこの劇団は助けられました。
昨年の劇団わかばで、2人とも子ども役だったんだよね。
今回は、村人として出演してくれました。
一度舞台を踏んでると、やっぱりうまいよ。
自信もってやってるし、安心して見てられる。
最後、Rねが涙ポロポロ流しながら「寂しい」って言ってたのが切なかった。
こんなに素直に自分の気持ち言う子なんだ!って初めて知ったよ。
ありがとう。
この場所を好きになってくれて。
Hのと、Nりみも、ありがとう。
にとはちの仲間たちって、助弥さんが直訴しなかったら出会ってないじゃん?
助弥さんが、出会わせてくれた仲間じゃん?
助弥さんは、もういないのに、私たちはいないはずの人に動かされて出会ってるんだ。
ありがたいとは思いませんか?
だから、うっちゃんは今後もこの活動を続けていくよ!



公演のあとの終わりの会。
過去最高長かった。
監督が、ひとりひとりに言葉伝えたからね。
1人で30分しゃべってたわ。
みんなからのサプライズプレゼント、嬉しかったよ。



過去最高の感動と、
過去最高の思い出をありがとう。
また、来年古牧小学校で待ってます!
その日まで。
ばいばーい\(^o^)/

にとはちさまを支えてくださった、すべての人に感謝いたします!
ありがとうございました\(^o^)/♡



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